リスティング

リスティング広告のクリック単価が変わる要素とは

リスティング広告のクリック単価が変わる要素とは

リスティング広告の初期設定や、広告配信後の調整として必ず行うことが入札単価の調整です。

最近では「自動入札」の精度もあがってきているので、そちらに任せてしまうということもあるかもしれませんが、自動化がうまく機能していなかったり細かな調整を行なっていきたいと言う場合には「手動入札」を行ないます。

リスティング広告はオークション制で広告を配信するため、オークションに勝つ一つの要因として「入札単価」が関わってきます。

この入札単価の設定と、広告の品質から、最終的に1クリックが○○円という結果になり、このことをクリック単価といいます。

そして、現在リスティング広告では、この1クリックに対して10円前後になるものから2,000円を超えるような違いがあります。

そこで、今回はなぜクリック単価にこれだけの違いが生じるかを解説していきます。

FFC広告代行は多数のご相談に対応!一例を挙げます。

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クリック単価が決まる基準

クリック単価が10円~2,000円以上と大きく変わる理由は、簡単に言えば競合の多さや強さと商品やサービスよって変わってきます。

具体的に分けていくと、

  • 業界
  • 商材
  • 知名度
  • 季節性
  • 競合数

これらの要素が相まってクリック単価は変わっていきます。

業界

まずは、大きく業界で分けて比較してみても違いが分かります。

例えば、リフォーム業界などでしたら200円くらいがクリック単価の相場になってきますが、不動産業界などになってると1,000円以上のクリック単価になります。

1件でも売上げをあげられたらいくらの利益になるかなどを計算して、1クリックにいくらまでなら支払えるかを逆算すると業界の相場が見えてきます。

商材

同じ業界でも、そのなかにジャンルがあり、そのジャンルによってもクリック単価は変わっていきます

例えば、先ほどの不動産業界に関しては、

  • 不動産 中古販売
  • 不動産 賃貸
  • 不動産 戸建て
  • 不動産 マンション
  • 不動産 投資
  • 不動産 ローン

上記のようにジャンルが違ってきます。

「不動産投資」などであれば、1,000円程が目安になりますが「不動産賃貸」なら300円が目安になります。

知名度

認知の高い商品などは、多くの競合がいるためクリック単価が高くなりやすい傾向があります。

同じようなアイテムでも商品名による認知度の違いでクリック単価が2倍違うなんてこともあります。

季節性

売上げに季節性のある商品やサービスは、その時期によってクリック単価が大きく変わります。

これも、競合の数に関わってくるためです。

競合数

上記を包含することになりますが、結局のところ広告を表示させたいキーワード且つ、成果に繋がりやすいであろうキーワードには多くの企業が広告を表示させたいので、広告掲載の決め手の一つである入札単価がどんどん高騰していくというわけです。

そして、その商品やサービスの損益分岐点が違ってくるために、入札単価の上限が変わり、結果クリック単価が変わっていくということになります。

入札単価の相場を調べるには

入札単価の相場については、Google広告のなかの機能に「キーワードプランナー」というツールがあるので、そこから相場感を調べることができます。

Google広告>ツールと設定>プランニング>キーワードプランナーを選択。

「新しいキーワードを見つける」>キーワードから開始まで進んだら、メインとなるキーワードを入力します。

結果を表示>「ページ上部に表示された広告の入札単価(高額帯)」に表示されるのが、目安となる入札単価です。

ページ上部に表示された広告の入札単価(低額帯)という項目もありますが、クリック単価の決定は広告の品質にも関わってくるため、最初は広告品質が悪かったときの事を想定して(高額帯)を意識しておくとよいでしょう。

運用していく中で、広告の品質を高めていけば、高額帯の数値よりも改善されていくはずですし、最初に試算を広告費用の試算をするときは(高額帯)を使う方が予算に余裕ができます。

実際に入札してみる

入札単価の相場が分かったら、実際に広告配信をしてみて感覚をつかんでいきましょう。

キーワードプランナーで表示された入札単価が必ずしも正しいわけではないので、最終的には実際に広告配信をしてみて調整していくしかありません。

ただし、予算の都合上、1クリックに○○円までしかかけられない等の事情がある場合、上限の入札価格が低すぎると広告配信がされないという結果になることもあります。

その場合は、注力するキーワードを絞って入札価格をあげるとか、配信の時間帯を絞って入札価格をあげる、キーワードの見直しをして入札価格にあったキーワード構成にするなど検討しなければなりません。

逆に、十分に広告配信ができている場合は、どのくらい入札価格を下げても効果がかわらないかを調整していくことで、広告費の削減をすることができます。

いずれにしても、広告配信後はクリック単価がどのくらいになっているかを日々確認を行い、調整していくことが重要です。

【まとめ】リスティング広告のクリック単価が変わる要素とは

今回は、リスティング広告のクリック単価の変わる要因について解説しました。

競合の多い後発のスタートの場合、最初の調整がうまくいかない場合もあります。

しかしリスティング広告は、調整については即時変更することができますので最初のうちは毎日確認を行い、最適化をしていきましょう。

また、クリック単価については、入札単価と広告文の品質によってかわってくるので、キーワード>広告文>ウェブサイトの関連性にも気をつけることで、広告表示の機会もかわってきます。

入札価格だけではないということもお忘れのないよう、ご注意ください。

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