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ウェブ広告の競合調査 ‐ 広告クリエイティブ編

ウェブ広告の競合調査 ‐ 広告クリエイティブ編

ウェブの世界に限らず、ビジネスをする中で競合の存在は意識しなければなりません。

競合と比較して、優位なポイントや劣っているポイントを把握し、独自のアピールポイントを打ち出していかなければ、競合に差をつけられてしまいます。

ウェブの世界では、自社のホームページやLPでどれだけ競合との差別化ポイントを訴えてもサイトに訪問していもらわないことには、ユーザーに魅力を伝えることはできません。

ウェブ上から自社サイトに訪問してもらうためには、GoogleやYahooなどの検索ツールがあったり、InstagramやLINE、TikTokなどSNSから誘導をしたりすることができますが、これらの媒体から優位に自社サイトをアピールすることができるのがウェブ広告となります。

ウェブ広告は、広告費を払うことで自社サイトをわかりやすくアピールをすることができる反面、競合も同様のことを考え、実施してくるので今度は広告同士での競争も起こってきます。

ユーザーが広告を目にするタイミングで、いかに自社の商品やサービスに注目してもらえるかは非常に重要です。

そのため、新規でウェブ広告に参入する場合であっても、すでに実施している広告を見直す際であっても、競合がどんな広告を配信しているかを知り、自社はそれ以上の訴求ができているか検証しなければなりません。

そこで、今回は広告媒体の中で簡単に競合調査ができるツールを紹介します。

FFC広告代行は多数のご相談に対応!一例を挙げます。

【ご相談内容】
製粉会社からのご相談。
新商品の発売にあたってSNS広告を相談できる会社を探している。

【現状・過去の施策】
・何もしていない/p>

【ゴール】
商品の認知度拡大

広告クリエイティブとは

業界的にユーザーが目にする広告のことを「クリエイティブ」と呼びます。

広告を見る側からすれば、ただのテキストや画像、動画かもしれませんが、広告を配信する側からするとこのクリエイティブをどうするかに頭を悩ませます。

広告を配信するためには、ユーザーを惹きつけるキャッチコピーであったり、競合と差別化をはかるためのデザインなど、より良いクリエイティブを広告掲載できるように作成していきます。

各広告媒体には、それぞれ広告クリエイティブに関する制限・審査があります。

テキスト数や必須の表示事項など、普段目にすることができる広告クリエイティブは、媒体側の審査に通過したものとなります。

広告クリエイティブの競合調査

競合がどんな広告クリエイティブを使っているかを探すのは意外と大変です。

GoogleやYahooのような検索広告の場合であれば、気になるキーワードで検索をすることでどんな広告クリエイティブが上位に表示されているかわかります。

ただし、広告クリエイティブは1つとは限らず、複数準備されていることもあります。

SNS広告については、自分からこの広告クリエイティブを見たいと探しても、目当ての広告クリエイティブに出会えるかはわかりません。

そのようなときには、次に紹介するツールを使用することで比較的容易に競合の広告クリエイティブをチェックすることができます。

Google広告 ‐ マイアドセンター

Google広告では、Google検索画面上に広告を見つけた際に、広告主の確認や、広告主が他に配信をしている広告クリエイティブを確認することができます。

調べ方は、まずGoogle検索画面で気になるキーワードを入力し検索をします。

検索結果に「スポンサー」や「広告」とあるものが広告配信を実施していることになりますので、URL表示の右側にある縦の三点リーターをクリックします。

そうすると「マイ アド センター」が表示され、「この広告主について」という情報が開示されます。

広告主の企業名と明らかに違う場合は、代理店が代行している可能性もあります。

企業名とサービス名が異なる場合もあります。

そして、「この広告主について」の下部にある、「他の広告を表示」をクリックすることで、広告主が他で配信している広告クリエイティブを確認することができます。

表示される他の広告には、テキストだけでなく画像を使った広告も確認することができるので、競合調査の場合はどのようなテキストで訴求しているかだけでなく、ディスプレイ広告の配信の有無、画像クリエイティブがどんなものかを調査することができます。

Facebook広告 – Facebook広告ライブラリ

FacebookとInstagramについては、どちらもMeta社が提供するサービスとなり、広告の競合調査にはFacebook広告ライブラリを使用することでFacebookとInstagramで使用されている広告クリエイティブを確認することができます。

Facebook広告ライブラリにアクセスをしたら、「広告を検索」から調べたいキーワードを入力します。

検索結果には、かなり詳細な情報が表示されます。

いつから、誰が、どんなクリエイティブで、どのプラットフォームに配信をしているかがわかります。

商品やサービスによっては、Facebook広告だけを利用している場合もありますし、その逆もあります。

テキストは同じでも複数の画像をテストしている企業があったりすることもわかります。

フィルターをかけた検索もできるため、競合調査のみならず新しいクリエイティブの参考にするために使用することもできます。

TikTok広告 – TikTokクリエイティブセンター

最後に、最近利用者が急増しているTikTokについても、広告の競合調査をすることが可能です。

TikTokクリエイティブセンターにアクセスをし、キーワードで検索をします。

キーワードをもとにした検索結果が表示されるうえ、動画クリエイティブについては最初から最後まで確認することができます。

それ以外にも、調べたい動画がどのくらいのイイネをもらっているかや、コメント数、平均の動画視聴時間なども確認することができるため、調べたい動画に対してのユーザーの反応までわかります。

また、TikTokクリエイティブセンターではひとつのキーワードに対して、それに関連する他のキーワードも調べることができます。

こちらもうまく活用することで、競合の調査のみならず、新しい動画クリエイティブの構成やどのようなテキストを盛り込んだらよいかのヒントを得られるはずです。

まとめ

全ての広告媒体で競合調査をすることはできませんが、Googleのマイアドセンターではテキスト、Facebook広告ライブラリでは画像、TikTokクリエイティブセンターでは動画のクリエイティブが確認することができるので、自社のウェブ広告はどの媒体に適していそうかや、既存の広告訴求に負けないクリエイティブを作成するための指標にもなります。

競合しない他の業種の広告クリエイティブをみて、良いクリエイティブは自社にも取り入れることもできます。

ウェブ広告については、ターゲットを定めて広告表示させることと同時に、クリックをしてもらえるクリエイティブになっているかが重要です。

競合の施策にも注意を払い、どのような訴求がユーザーに求められているかを考え、クリエイティブを作成していきましょう。

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