電通よる2020年3月に発表された調査レポートでは、インターネット広告費がテレビメディア広告費を初めて超えたという内容でした。
もはやインターネット広告が企業や店舗の売上げや集客を牽引しているということは間違いありません。

引用:株式会社電通「2019年日本の広告費」
あなたも1日の中でスマホやパソコン画面を眺めていいる時間が増えていませんか?
インターネット広告の中でも古くから利用されているリスティング広告は、WEBマーケティングを担当されている方であれば馴染みのあるフレーズだと思いますが、実際にどのくらいの知識をお持ちでしょうか。
最近では、FacebookやInstagram、LINEなどのSNSが活発であり、SNSを利用した広告出稿もできます。
その中で、リスティング広告はもう古いという言葉を耳にすることもありますが、そんなことはありません。
リスティング広告は、少額から始めることもできますし、検索ユーザーが行動するための動機付けに一番近い広告になります。
リスティング広告の基礎知識
リスティング広告とは、主にGoogleやYahoo!から出稿できる広告です。
検索エンジンの検索結果にユーザーが検索したキーワードに反応して画面表示されます。
検索連動型広告とかPPC広告とも呼ばれますが同じ意味です。
リスティング広告を見たことがないという人はいないと思いますが、検索画面の初めに【広告】という表記があるものです。

広告が表示される位置は、GoogleやYahoo!の検索結果画面の上部と下部にになりますが、当然ながら上部に表示されされるほどクリックされやすくなります。
SEOや自然検索と呼ばれる記事などよりも上部に表示されるので、SEO対策がうまくいかない場合にも有効です。
誰でもリスティング広告は出稿できる
リスティング広告の出稿には資格などは不要ですが、アカウントの発行が必要です。
必要な手続きを踏めば、その日からアカウントを取得し、広告出稿することが可能になります。
広告にかける予算(日予算や月予算)も自身で決められますし、どのような検索キーワードに広告をだすか、またどのような広告文を表示させるかも設定できます。
リスティング広告にかかる費用
リスティング広告は、1クリックごとに費用がかかります。
検索画面に表示されるだけでは費用はかかりません。
1クリックにかかる費用は、キーワードによって異なるため、10円台のキーワードから2,000円台のキーワードまで様々です。
これは同業の企業や店舗が広告出稿することによって、表示順位のオークションをおこなうことが原因でキーワード単価の違いが生じます。
ご自身が広告出稿する際も、まずは業界のキーワード単価の相場を調べ、自社なら○○円までと設定することも可能です。
この辺りは、予算や費用対効果をみながら変更していくことになります。
リスティング広告を始める上での予算の考え方
これからリスティング広告を始めていきたい、と考えていても必要な予算がどのくらいなのか、悩まれるのではないでしょうか?
リスティング広告が初めてという場合に、まず考えなければならないのが、リスティング広告からお客様の獲得や商品の販売などのゴールに対して1件いくらで獲得したいか、ということです。
そして、それが何件かということです。
例えば、10,000円で1件の獲得を目指し、合計10件獲得したいとします。
この場合に最低限必要な広告費は、
10,000円 × 10件 = 100,000円
以上の広告費が必要ということです。
もちろん、運用していく中で10,000円で1件獲得できるかどうかはやってみなければわかりませんが、始めの広告予算の目安としてはこのように考えます。
なので、初めて広告を出稿する場合は、少額からテストマーケティングを行っていき、費用対効果を確認しながら広告予算をあげていくかを考えていくべきです。
リスティング広告のデメリット
ここまでは、リスティング広告のメリットに感じられる部分をお伝えしてきましたが、反面デメリットもあります。
まず、広告運用において知識が必要ということです。
広告出稿するまでのハードルの低さはお伝えしてきたとおりですが、例えば自社運用するとなれば、誰が運用するのか、運用担当者に知識はあるのか、他の業務負担が増えないかなどを考えなければなりません。
リスティング広告は出稿して終わりということではなく、日々アカウントを監視して効果を高めていく必要があります。
というのも、リスティング広告には費用がかかっています。
大切な広告費用を無駄なクリックに当てていないかとか、さらに良い広告訴求はないかなど考えて実行していかなければなりません。
リスティング広告は運用型広告ともいい、日々の改善も容易なので、その分、専任者を充てることが成果に繋がりやすくなります。
リスティング広告はまだ有効なのか
冒頭でもお伝えしたとおり、インターネット広告にかかる広告費は年々上昇しており、すぐにこの状況は変わらないと考えられます。
テレビ広告とは違い、リスティング広告を初めとしたインターネット広告は少額から始められるので、中小企業や店舗経営者でも広告出稿することができるようになってきました。
莫大な広告費がかかるとイメージされ、敬遠されている経営者様もおられますが、改めて今後の集客方法や売上げ改善の施策にならないか考えてみてください。
リスティング広告は、将来のお客様を見込める、会社の規模や状況などにも影響を受けない有効な集客手段と考えられます。

