リスティング

リスティング広告からコンバージョンするまでの流れ

リスティング広告からコンバージョンするまでの流れ

リスティング広告の相談を受ける際、お客様によっては、広告を配信すればお問い合わせがジャンジャンくると思われている方もいます。

実際のところはそうでもなくて、ウェブ広告でよい成果を出す為には改善の繰り返しが必要になります。

広告成果がでている企業は、それまでの間に手を加え続けてきたからということもあると思います。

中には、商品やサービスで他を圧倒していて苦労なく成果が出る場合もありますが、多くの場合は競合の中から勝ち抜いていかなければなりません。

少し細かくみていくと、リスティング広告から成果(コンバージョン)を獲得するためには、 1.広告の配信設定と 2.サイトの出来栄え が関係してきます。

今回は、リスティング広告でコンバージョンを獲得するまでの流れを紹介していきます。

サイトへの誘導を得るまでの流れ

リスティング広告を利用して、自社サイトへ訪問してもらうためには、広告の配信設定が適切にできているかが重要となります。

代行される場合には、この辺りは我々のような代行業者が責任を負う内容になりますが、ご依頼される側にとっても知っておいてもらいたい部分となります。

広告の表示対象

まず把握しておかなければならないことは、広告したい商品やサービスに対して十分な検索需要があるかです。

リスティング広告は、指定したキーワードに対して「検索」するという行動がなければ広告を表示させることができません。

広告したい商品やサービスが、どのように検索されるか、また多くの方に検索されるものなのかを把握する必要があります。

検索されるフレーズとボリュームが十分であれば、まずはOKです。

クリックの獲得

リスティング広告は、予算や入札、オークション(競合)の関係で、設定したキーワードに対して100%広告表示できることはまずありません。

ターゲットしたキーワードに対して、一部の方に広告を表示させることができ、そこからさらに一部の方が広告(商品やサービス)に興味をもってクリックされるという流れです。

これらのことを予算の中で実現できるように調整をしていきます。

また調整を行なっていく中で無理が生じるようであれば、予算の追加が必要なこともあります。

逆に、予算が余ってしまうようなことがあれば、他の媒体へ広告の表示対象を増やすことも考えられます。

ここまでが、リスティング広告を配信する/した際に、準備や調整を行なう内容となります。

サイトでのコンバージョン率

リスティング広告でクリックをされた後、遷移するサイトをランディングページともいいます。

結局のところ、クリックした方が購入者やお問い合わせなどの行動(コンバージョン)をするかどうかは、ランディングページの良し悪しにかかっています。

広告を表示させるために設定したキーワードやクリックを獲得する為に表示させた広告文に対して、ランディングページでその答えが返せているかが重要です。

全くコンバージョンが獲得できないのであれば、キーワード~広告文~ランディングページの一貫性がない場合もあり、広告で無理な訴求をしていないかなどを見直す必要もあります。

広告主の中には、サービスや商品訴求のない会社のTOPページをランディングページとして指定される場合もあるのですが、この場合はコンバージョンに繋がらないようであれば、新規で広告用のランディングページを制作されることを検討した方が良いでしょう。

コンバージョンは獲得できるものの、もっとその数を増やしたいのであれば、ランディングページの改善によって実現する可能性もあります。

広告側としては、クリック数を増やすことでコンバージョン数が増えることもあるので、ターゲット層を増やせるかを検討もします。

クリック数に対して、どれだけコンバージョンしているかがコンバージョン率という指標になるので、ここに注目してコンバージョン数を増やす為には何を改善するべきかを探っていくことになります。

まとめ

我々のような広告運用者が使う計算式として、

コンバージョン数=クリック数×コンバージョン率

というものがあります。

クリック数は広告側で調整するものとなり、コンバージョン率はクリック獲得後にサイトでコンバージョンする割合となります。

クリック数の増やし方にも色々あるのですが、やみくもに増やすのではなく、コンバージョンする可能性のあるクリックを増やす努力をしています。

コンバージョン率は、上述したとおり、キーワード~広告文~ランディングページの一貫性に問題がないか、そもそも十分な訴求やコンバージョンまでの導線ができているかなどを確認、改善をして高めていく必要があります。

最初から全ての準備がキチンとできていることが理想ですが、広告を配信していく中で気づくことも多々ありますので、広告配信後も定期的に見直しをしていきましょう。

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