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初めてのウェブ広告をするなら?媒体ごとの特徴を解説

初めてウェブ広告をするなら?媒体の特徴を解説

2024年現在、商品やサービスの認知、販売、店舗集客における、インターネットの活用は必要不可欠になっています。

顧客であっても、そうでなくても、何か新しい情報を発信したり、自社の商品やサービスを知ってもらうためには、インターネットを利用して告知をすることで想像以上の効果を発揮することもあります。

インターネットを利用して、自社をアピールする方法はたくさんあります。

HPやブログなどでSEO対策を行う、Facebook・Instagram・Xなどの投稿を行う、マップ対策を行い自社を見つけてもらいやすくする、などあげられますが、いずれも時間と費用がかかる方法となります。

費用はかかりますが、時間を短縮して自社をアピールすることができる方法が「インターネット広告=ウェブ広告」です。

ですが、ウェブ広告にも様々な媒体があり、自社で取り組もうと思っても知見がないために踏み出せず、弊社にご相談をいただく、というケースが少なくはありません。

そこで、今回は初めてウェブ広告をするなら何から(どの媒体から)するか?について解説をします。

FFC広告代行は多数のご相談に対応!一例を挙げます。

【ご相談内容】
ビジネスホテルの経営者様。
季節ごとのスポットでは広告を出しているが、今後は年間を通じて継続して広告を出す予定。
どこに出稿すれば、効率が良いのか、社内では知見が無い。

【現状・過去の施策】
・SNS広告の目標が達成できていない

【ゴール】
予約数を増やす

ウェブ広告ができる媒体を把握する

まず、ウェブ広告ができる媒体を知り、その媒体を利用することでどのような方にウェブ広告をみてもらうことができるのかを知る必要があります。

ウェブ広告が利用できる主な媒体としては、

  • Google広告(リスティング広告、ディスプレイ広告)
  • Yahoo!広告(リスティング広告、ディスプレイ広告)
  • Microsoft広告
  • Meta広告(Facebook広告、Instagram広告)
  • X(旧Twitter)広告
  • TikTok広告
  • LINE広告
  • Google広告(YouTube広告)

以上が挙げられます。

各媒体の名前は知っていたり、プライベートで利用している媒体もあるかと思いますが、それらほぼすべての媒体で「有料広告」として自社の商品やサービスを表示させることができます。

ウェブ広告が利用できる媒体は上記以外にもたくさんありますが、「初めての」ウェブ広告ということであれば、上記くらいから始めてみることが一般的ではないかなと思います。

ただし、上記の中でもすべてが同じ役割をしているということではありませんので、これら媒体についての違いを解説していきます。

各ウェブ広告媒体の役割を把握する

Google広告(リスティング広告、ディスプレイ広告)

自社の商品やサービスに認知がある場合や、業種等の類似のワードでGoogle検索をされる可能性がある場合であれば、Googleのリスティング広告を利用します。

ウェブ広告の中ではポピュラーな部類になり、その理由としては、日本における検索エンジン(ウェブで調べものをする)の70%以上がGoogleを使用しているからです。

Googleのリスティング広告は、主にGoogle検索の中で表示され、プライベートな時間でのスマホ検索、会社PCでの検索などあらゆるシーンで使われており、多くの方に広告表示させることができます。

広告はテキストで表示されるため、キーワードをもとにどのような検索語句を入力されるかを想像し、それに呼応するような広告テキストを表示させることで広告クリックの有無に影響がでます。

ただし、リスティング広告は「キーワード」を設定して、それに一致もしくは類似・関連するフレーズに反応して広告表示されるため、新しい商品や言葉など検索需要がないものには反応しません。

そのような場合は、ディスプレイ広告を利用することになります。

ディスプレイ広告は、主に画像を用いた広告となり、視覚的に訴求をすることが可能です。

広告表示させる手法もリスティング広告とは異なり、自社の商品やサービスに興味・関心をもってもらえそうな方をターゲット設定して、ある程度広告表示をさせたい対象者を絞り込みながら広告配信ができます。

広告表示される場所は、GoogleディスプレイネットワークというGoogleが保有しているプラットホームとなります。

このように、リスティング広告は検索をしている方に直接広告を表示させることができるため、商品の購入やサービスの予約などの成果に結びつきやすい特徴があります。

ディスプレイ広告は、間接的な広告接触となるため、新商品の認知度をあげたり、興味関心を高めるための広告施策として選択されます。

Yahoo!広告(リスティング広告、ディスプレイ広告)

検索をするときにYahooを使用するという方も多く、Google検索を利用しない方にも広告表示をさせたいとなるとYahoo!広告を利用することになります。

リスティング広告、ディスプレイ広告の考え方はGoogle広告と同じで、Yahooが所有するプラットフォームに広告表示されるます。

2023年にLINEと提携したこともあり、横断的にプラットフォームも広がっていくのではないかと思われます。

Yahooは、PCでの利用や利用者の年齢層が高いといわれる傾向もあるため、商品やサービスの対象者にあわせて媒体選択をすることもあります。

Microsoft広告(リスティング広告、ディスプレイ広告)

Micrsoft広告は2022年から始まった、bingやMicrosoftEdgeのプラットフォームに表示させる広告です。

リスティング広告、ディスプレイ広告の考え方はGoogle広告と同じです。

利用者層としては、会社PCなどでbingを使われていることが多いことからビジネスパーソンに多いといわれており、BtoB商材に強いことが特徴として挙げられます。

Meta広告(Facebook広告、Instagram広告)

Meta広告はMeta社が所有する、FacebookやInstagramなどのプラットフォームに広告表示させることができます。

広告表示の際は、テキスト、画像、動画を表示させることができますが、媒体の特性上、画像や動画での訴求に適しています。

FacebookとInstagramのどちらに広告配信する際も、Facebookにユーザー登録した年齢・性別・住居・興味関心事などをもとにターゲット設定できるため、キーワード設定はないものの、リスティング広告とは違う精度の高い広告配信ができます。

画像や動画を使い視覚的に認知を高めることから、ターゲット精度の高さで商品の購入やサービスの利用まで獲得できる可能性のある広告媒体となります。

Facebookはビジネス向け、Instagramは女性向けの傾向はありますが、商品やサービスの相性を考えて媒体の選択をする必要はあります。

X(旧Twitter)広告

X広告は、Xのタイムラインや検索結果画面など、Xのプラットフォーム内で広告表示をさせることができます。

テキストと画像・動画を適度に組み合わせて利用することが多く、広告の表示方法の選択パターンも豊富に用意されています。

Xの利用者層は、10代20代が多いと言われていますが、ビジネスパーソンの情報のキャッチアップにも使用されていることも多いため、幅広くターゲットを選択することができます。

ですが、「初めての」ウェブ広告の場合に選択するケースは少なく、ターゲットを増やす施策などで2番手3番手で使用されることが多いイメージがあります。

TikTok広告

TikTok広告は、動画共有プラットフォームであるTikTokとPangleへ広告配信をすることができます。

動画広告のみであることが特徴的で、若者を中心に人気を集めているものの、現在では40代以降でも閲覧されていることが多く、商品やサービスの認知から購入・利用までの広告成果を上げることも可能です。

比較的新しいSNSではありますが、リスティング広告との併用などで使用することもあります。

LINE広告

LINE広告は、9000万人以上といわれるLINEユーザーに対し、LINE内の様々なプラットフォームに広告を配信することができます。

LINE公式アカウントで集客や顧客管理をされている場合には、公式アカウントの友達登録を増やすことを目的とした広告なども展開することができます。

Yahooとの統合を経て、さらに新しいプラットフォームができてくることが予想されるため、注目されています。

Google広告(YouTube広告)

YouTube広告はGoogle広告の一種となりますが、基本的にはYouTubeの動画内および検索結果画面に広告を表示することが可能です。

圧倒的な利用者数を誇ることから、年代・性別など関係なく幅広いユーザー層に広告配信をすることが可能です。

そのうえて、詳細なターゲット設定を加えターゲティングすることで広告効果を高めていきます。

様々な配信パターンがあり、商品やサービスの認知から購入・利用まで様々な目的に利用することができます。

まとめ

今回は、「初めて」ウェブ広告をするなら、ということで上記媒体を解説しました。

大別すると、リスティング広告・ディスプレイ広告・SNS広告があり、テキストのみの訴求、画像での訴求、動画での訴求をすることができます。

自社の商品やサービスの認知状況や、どの媒体に利用してくれる消費者がいるかを仮定し、媒体の選択をしていくことが必要です。

ひとつの媒体に限ることではありませんので、広告予算の状況に応じて、複数の媒体を併用していくこともあります。

広告配信後は各媒体での広告成果を検証しながら、注力する媒体、そうでない媒体を選択していくことで効率の良い広告施策を展開することができるようになります。

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