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リスティング広告の運用代理店を選ぶときの4つの注意点

リスティング広告の運用代理店を選ぶときの4つの注意点

これからリスティング広告を始めてみたいという方の中には、自社運用が難しい場合、代理店に任せようと検討されることもあると思います。

リスティング広告を代行してくれる代理店は、星の数ほどありますがその中でどうやって自身にあった代理店を探したらよいか悩んでいませんか?

そこで今回は、リスティング広告の運用代理店を選ぶ際の注意点を挙げていきたいと思います。

運用代行料金を確認する

リスティング広告を代理店に依頼する際に広告主側が用意する費用は、主に3つです。

  1. 広告費
  2. 運用代行費
  3. 配信設定などの初期費用

1の広告費については当然のことではありますが、リスティング広告はGoogleやYahooの検索画面に自社の広告を表示させクリックをされるたびに費用が発生します。

代理店に依頼する際は、ほとんどが月額での契約となりますので、予算として広告費の準備が必要です。

2の運用代行費については、自社運用する場合にはかかりませんが、代理店に依頼するとなると広告費と別途、運用代行費が必要となります。

運用代行費については、代理店によって形態が変わってきます。

多くの代理店が、広告費の10~20%を設定しており、この辺りの数値が業界の相場となっております。

別の形式で固定制にされているところや、テーブル形式+固定制を組み合わせた料金体系をとっているところもあります。

実際の運用の方法やどこまでのことをしてくれるのかなどをしっかりと確認をして、それに見合った料金体系になっているか判断が必要です。

3の初期費用については、無料のところから10万円ほどかかるところなど様々です。

リスティング広告はまず広告を配信できる状態にするためにも多くの工数が必要となります。

広告主へのヒアリング、市場調査、広告アカウントの作成、広告配信設定など、これらの準備を整えてやっと広告配信がスタートできます。

プラスで、Googleアナリティクスや成果を計測するタグなどの設置や設定なども代行してもらう際は追加の費用がかかることもあります。

事前にどこまでのことが自社でできて、何を依頼しなければいけないのかを把握しておきましょう。

また、把握する事自体が難しい場合は、前もって代理店に伝え初期費用の範囲での対応なのか追加のオプションなのか確認しておきましょう。

契約の縛りを確認する

上記の代行料金の確認と同時に注意しておくべきことは、契約期間です。

リスティング広告は、どんなに事前の準備をしっかりできていたとしても、必ずしも成果がでるわけではありません。

代理店の運用能力の差もあれば、競合の多さや、HP(LP)の出来によっても成果は左右されます。

特に、よくわからないまま代理店に広告運用の依頼をしてしまったりすると、3ヶ月や6ヶ月は広告配信を続けなければいけないという事態になることもあります。

中には、年単位での縛りがあり、成果が出ていないにもかかわらず契約を終了しようとすると違約金が発生するケースもあります。

逆に契約期間は1ヶ月単位の代理店もあります。

リスティング広告が初めてであったり、テストマーケティングとして広告配信をやってみたいという方は、このような契約期間の短い代理店に依頼するのも良いかと思います。

アカウントが開示されているかを確認する

広告を配信する為には、それぞれの媒体で広告アカウントを作成します。

広告アカウントでは、広告配信に関わる全ての情報がわかります。

どんなキーワードで、どんなターゲットに、どんな広告文で広告表示させているか、どんな検索語句の方にクリックをされていて、お問い合わせや購入に繋がっているか、など。

また広告費用をどのくらい使用しているかもわかります。

代理店によっては、自社のノウハウを教えられないなどの理由をつけて、広告アカウントの開示をしてくれないこともあります。

広告配信の結果は、別のレポートを提出してくれることがほとんどですが、どれだけ誠実に運用してくれていても、アカウントの中身が確認できないのではどうしても色んな疑いが生じてしまいます。

広告アカウントを開示してくれる代理店も多数ありますので、はじめからアカウントの開示に応じてくれる代理店を選ぶのが良いでしょう。

運用者と連絡が取れるか?

代理店の中には、営業と実際に広告運用者が分かれているケースと、広告運用者と直接やり取りが出来るケースとわかれます。

営業の方には、広告に精通している方もいれば、そうでない方もいます。また広告に精通していても広告主の意見をキチンと広告運用者に伝え切れていないこともあります。

やはり、広告主と広告運用者は直接やり取りできる方が、トラブルのリスクは下がりますし、実際の運用者の意見を聞く方が、フィルターのかかっていない意見を聞くことができます。

営業の方の方が、話が上手だったりしますが、実際に広告アカウントに向き合っている運用者の方とコミュニケーションが取れるかも事前に確認しておきましょう。

まとめ

リスティング広告の運用代理店を選ぶ際の注意点を4つ挙げてみました。

この4つは弊社にリスティング広告の乗換えのご相談を頂く際によくある問題点でもあります。

リスティング広告の配信を代理店に依頼する際は、細かいところが良くわからないまま契約をしてしまい、後にトラブルや不満になるケースも多いです。

成果以外のところで、ストレスをためない為にも代理店選びには十分注意をしてくださいね。

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