リスティング

美容クリニックのリスティング広告運用について

美容クリニックのリスティング広告運用について

美容系クリニックはリスティング広告との相性の良いジャンルのひとつです。

今では女性に限らず男性も美容に対して悩みを抱えている方も多く、悩みに対してウェブで検索することも多いからです。

美容クリニックを経営されている方にとっては、上記のような方に効果的に自院を広告することができれば集客の見込みを高めることができます。

ですが、美容の悩みをウェブで検索することには、様々な意味合いが含まれますので、やみくもに広告配信をスタートさせてしまうとなかな期待通りの結果にならないこともあります。

ここでは、美容系クリニックの広告運用について、最初に考えるべき施策について解説します。

美容系クリニックのキーワード

広告を配信する際は、どんな人に広告を表示させたいかを考える必要があります。

それは、広告設定でいうところの「キーワード」や「広告文」で反映させていく箇所となります。

また美容系のクリニックといっても、クリニックによって何ができるかが異なると思います。

全身を総合的に対応できるクリニックもあれば、専門分野があるクリニックや広告ではこの部位をアピールしたい、なんてこともあると思います。

体の部位などを具体的にイメージする

「美容皮膚科」「美容クリニック」「美容外科」などのようなフレーズは検索される量はものすごく多いですが、実際に調べている方にとっては、更にどの部位が気になっているのかが潜在的に潜んでいます。

広告予算に余裕があれば上記のようないわゆるビッグワードに広告を表示させることも考えられますが、意図から外れたクリックも多く発生する可能性があります。

自院で注力したい部位や、専門的に行っている部位があればまずはそこからキーワードを考えていくことがベターだと思います。

例えば、「目」だけで考えても、「目 整形」「目元 たるみ 治療」「二重 手術」などと若干の具体性と来院を必要とするような検索語句をイメージしてあげると良いでしょう。

地域や性別

そのほか来院に繋がるフレーズとしては、地域名も挙げられます。

「○○市の美容クリニック」というような検索も○○市に該当していればぜひとも広告をクリックしてもらいたい方になります。

美容クリニックという言葉が広義すぎる場合は、先ほどのような具体的なフレーズ「○○市 目 整形」などにしても良いでしょう。

また最近では男性も対象にしているクリニックもありますので、「男性」「メンズ」なんてフレーズもキーワード候補になります。

美容系クリニックの除外キーワード

キーワードがイメージできたところで終了ということではなく、広告配信する際は広告を表示させたくないフレーズを登録することもできます。

例えば、「目 たるみ 治療」というキーワードを設定していたとしても、キーワードのマッチタイプによっては、「目 たるみ 治療 自分で」といったような来院に繋がらないであろう検索語句にも広告表示されてしまうことがあります。

マッチタイプについては、詳細は割愛しますが、設定によっては登録キーワードを含む言葉や類似する語句も広告表示対象になってしまうということです。

それを可能な限り事前に防いでおくことで、無駄な広告クリックを減らすことになります。

美容クリニックの場合だと、自分で改善したい、場所が違う、対象の部位ではない、求人などまずは想像ベースでもいいので不要だと思うフレーズは除外キーワード設定をすることをおすすめします。

広告配信後は、実際に広告が表示された、クリックされた検索語句が確認できるので、更に追加をしていくことも可能です。

美容系クリニックのウェブサイト

広告配信の設定と同時に確認をしておかないといけないことが、広告をクリックされたあとに表示されるウェブサイトの情報です。

医療広告に使用するウェブサイトには禁止されている表現などのガイドラインがあります。

それまで広告に使用していなかった自院のホームページなどを使用する際には注意が必要です。

リスティング広告といえば、主にGoogleやYahoo(媒体側)を利用することが多いですが、リスティング広告の配信設定をする場合は、必ずクリック後に表示されるウェブサイトに対して媒体側の審査が入ります。

媒体側はガイドラインに則って、広告利用のできるページか判断をするため、過剰な表現などは審査に通らないこともあります。

審査に通らない場合、手探りで違反箇所を探していくこととなり、ここに時間が割かれてしまうと思い通りの広告配信のスタートができないこともあります。

他の確認事項としては、クリニックのホームページの場合、部位や施術単位でページが分かれていることが多いかと思います。

広告側の配信設定でキーワードや広告文を設定するので、広告のクリックからどのページを表示させることが良いかを判断します。

[キーワード]-[広告文]-[ウェブサイト]の流れが途切れないように設定することで、検索者の負担を減らしお問い合わせや予約に繋がりやすくなります。

まとめ

美容クリニックのリスティング広告は、悩みを抱えている方が検索行為をするので非常に相性のよいジャンルではあります。

その分競合も多く、また検索する側も様々な言葉で検索をされます。

自院ではどのような方に広告を表示させるか、また悩みに対して解消のできるウェブサイトになっているかを事前にプランニングしておくことで無駄の少ない効率てきな広告配信ができます。

広告配信の設定だけなら簡単にできるようになりましたが、適切な施策をとらないとなかなか思い通りの結果にはなりません。

もし、現在うまく広告配信ができていない、これから広告配信したいが適切な施策がわからないという場合は、ぜひご相談ください。

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