リスティング

【Yahoo!広告】アカウントの共有方法

Yahoo!広告 アカウントの共有方法

前回は、Google 広告の権限付与による広告アカウントの共有について紹介しました。

【Google 広告】アカウントの共有方法

今回は、前回の続きとしてYahoo!広告の広告アカウントの共有方法について紹介します。

Google 広告の連携と似ている部分もありますが、状況によっては複雑な部分もあります。

FFC広告代行は多数のご相談に対応!一例を挙げます。

【ご相談内容】
新製品の美顔器の認知度を上げたい。

【現状・過去の施策】
新製品なので宣伝の施策はこれから。
リスティング広告で全国エリアで広げたい。

【ゴール】
契約獲得

Yahoo!広告アカウントの共有の事前準備

ここでは、自社のYahoo!広告アカウントを代理店等の他者と共有することを前提とします。

まず、Yahoo!広告アカウントを共有するうえで、事前に準備・確認しておく必要がある項目は以下の2点です。

  1. Yahoo!広告アカウントの「管理権限」
  2. Yahoo!JAPANの「ビジネスID」
  3. 共有する相手側の権限の種類

自社Yahoo!広告アカウントを持っている場合

既に自社でYahoo!広告を利用されていたり、代理店に運用してもらった経験などがあり、ログインできる広告アカウントがある場合については、権限の確認をしておく必要があります。

権限には、

  • 管理権限
  • 登録更新権限
  • 参照権限

の3つがあり、広告アカウントの共有ができるのは「管理権限」のみとなります。

ログインができているアカウントの権限の状況は、

  • Yahoo!広告アカウントにログイン
  • 画面右上の「ツール」
  • 「アカウントと権限管理」-「管理権限」

こちらで確認することができます。

もし管理権限でない状況の場合は、管理権限を持つ方に権限の変更などを依頼する必要があります。

実際は代理店所有のアカウントを参照権限でログインできているだけ、というケースもあります。

また、ログインをする際に、Yahoo!JAPANのビジネスIDも確認しておきましょう。

自社Yahoo!広告アカウントを持っていない場合

新規でYahoo!広告を始められる場合で、自社で広告アカウントを作成し、代理店等へ共有するというケースがあります。

2025年現在のYahoo!広告アカウントの新規作成には、Yahoo!JAPANビジネスIDを作成したのちに、広告アカウントを作成する流れとなっています。

この流れで広告アカウントを作成することができれば、Yahoo!JAPANビジネスIDと管理権限の広告アカウントを所持することができます。

付与する(される)権限の確認

自社から広告アカウントの権限を付与しする場合においては、自社アカウントは管理権限となっているはずです。

代理店等の共有先には、上記3つの権限を指定して付与することとなります。

自社アカウントを作ってただけで、あとは共有先に任せるという場合に「管理権限」を付与するケースもありますが、基本的には広告配信の管理・編集という場合には「登録更新権限」で十分です。

代理店などで作成したアカウントに共有してもらう場合については、どの権限を付与されるのか確認をしておきましょう。

Yahoo!広告アカウントの共有方法

事前の準備が整ったら、自社の広告アカウントを他者(代理店や社内別スタッフなど)のアカウントと共有することが可能です。

方法は2つあり、1つ目は相手側から共有してもらう方法、2つ目は自社の広告アカウントから共有の申請を行う、という方法です。

相手側から共有してもらう方法

代理店や他者からアカウント共有の申請をしてもらう場合があります。

この場合は、管理権限の広告アカウントのYahoo!JAPANビジネスIDを相手方に伝えましょう。

代理店などの方から自社のアカウントに共有申請されます。

申請に対しては、承諾/辞退を選択しなければなりません。

申請をしたという連絡を受けた後、Yahoo!JAPANビジネスIDに登録しているメールアドレスに招待メールが届きます。

そちらのメールから承諾をしてください。

自社から共有申請をする方法

  • Yahoo!広告アカウントにログイン
  • 画面右上「ツール」
  • 「アカウントと権限管理」-「権限管理(ツール)」

こちらの画面中央付近に「+アカウントに招待」の青ボタンがあります。

次の画面では、共有したい相手の「権限」「Yahoo!JAPANビジネスID」を指定することができます。

事前準備が整っていれば、スムーズにすすめることができます。

最後に画面左下の「招待メールを送信」のクリックで、相手のメールアドレスに招待状を送ることになります。

相手方が、「招待を承諾」をクリックすることで共有が完了です。

共有がうまくいかないとき

広告アカウントの共有作業についてはGoogle 広告と近しい形式ではありますが、Yahoo!においてはビジネスIDの管理も必要となります。

また、Yahoo! JAPANビジネスIDを所有していてもこちらにも権限があるため、共有がうまくいかないこともあります。

  • Yahoo!ビジネスセンターへログイン
  • 「ご利用中サービス」内の「管理」
  • 「ツール管理メニュー」-「ツール権限」

こちらを確認してください。

  • ツール権限なし
  • ツール利用権限
  • ツール管理権限

もし自身のビジネスIDが「ツール権限なし」となっている場合に、共有ができない状態となります。

その際は、ビジネスマネージャーの管理権限の方に利用権限もしくは管理権限を付与してもらう必要があります。

まとめ

Yahoo広告のアカウント共有は、Google 広告アカウントの共有よりも若干ややこしい印象があります。

ですが、落ち着いて一つ一つ確認をしていけばうまくいくはずなので、本内容を参考にしていただいたり、共有先の相手と連携をとりながら共有作業を実施してみてください。

 

【ブログ村】
にほんブログ村 ネットブログ ネット広告・ネットマーケティングへ
にほんブログ村
【人気ブログランキング】
ネット広告・マーケティングランキング
ネット広告・マーケティングランキング