店舗集客にはオフライン戦略とオンライン戦略があります。
インターネットを介さないチラシや看板などでアピールをするオフライン戦略は、店舗周辺地域へのターゲットに向けての戦略としてメリットがあります。
一方で、近年では店舗の情報をインターネットで検索すること(オンライン)も当たり前となってきました。
そのような状況の中、オンラインでの店舗集客の施策がわからない、不慣れで手を出すことに不安があるといった店舗運営者の方もいるのではないでしょうか?
そこで、今回は店舗集客におすすめのオンライン戦略について挙げていきますので、ぜひ参考にしてみてください。
FFC広告代行は多数のご相談に対応!一例を挙げます。
【ご相談内容】
作業工具を製造・販売するメーカー様。
SNSのプロモーション施策について相談できる企業を探している。
過去にSNSの施策をした事が無く、やり方が分からない。
新商品でSNSでプロモーションをしてみたい。
【現状・過去の施策】
・チラシの配布
・問屋へ告知
【ゴール】
売り上げUP
オンラインでの店舗集客 ‐ Web広告
Web広告の種類
- 検索連動型広告(リスティング広告)
- SNS広告
Web広告とは、インターネット上で表示される広告全般を指します。
オフラインでチラシなどを配布されたことがあれば想像できるかと思いますが、チラシにも1枚○○円というコストがかかり、それを大量に配布したりポスティングをします。
Web広告も同様に、インターネット上で店舗や事業に関連する情報を探している方に、テキスト(文字)や画像、動画を使用して店舗を紹介することができます。
オフライン施策のメリットもありますが、Web広告のようなオンライン施策のメリットは、ターゲットを選定することができるということです。
Web広告にかかるコストというのは、チラシ1枚○○円のように、広告クリック1回○○円となります。(1クリックあたり○○円と換算する場合もあります)
コストがかかる以上、なるべく興味のある方にチラシや広告は見てもらいたいものですが、チラシの場合は人の判別は難しく大量に配布した中で興味のある方に見てもらえていればOKという考え方になります。
Web広告の場合は、どのような検索に広告を表示させるかをあらかじめ設定することができるため、効率的に店舗のアピールをすることが可能です。
では、Web広告にはどのような配信方法(媒体)があるか挙げていきます。
検索連動型広告(リスティング広告)
検索連動型広告はリスティング広告・検索広告などと呼ばれ方が様々ではありますが、ユーザーが検索したキーワードに合わせて表示されるWeb広告のことです。
GoogleやYahooなどの媒体で、情報を調べたときに検索結果の一部に広告として表示されます。
仮に店舗が家具屋だとすれば、「家具+○○」といった指定したキーワードに対して広告を表示させる設定ができるため、興味のある方を絞り込むことが可能です。
広告表示はテキスト(文字)となるため、クリックしたくなる文言を考える必要があります。
ただし、思うような配信をするためにはしっかりした設定も必要ではありますが、店舗集客に大きな効果が期待できる施策となります。
SNS広告
SNSも近年ではどの世代であっても利用されることが増え、一般の投稿に紛れるような感じで広告を表示させることが可能です。
主な広告を扱えるSNSは、Facebook・Instagram・LINE・X(Twitter)・TikTok・YouTubeと、使っていなくても認知しているであろうSNS媒体ではどれでも広告配信することができます。
上記媒体から配信をするSNS広告は、SNS登録時の年齢や性別、利用後のSNS内の検索行動から興味・関心事を判別し、店舗のターゲットに合うであろうユーザーに広告を表示させることができます。
広告表示の際は、テキスト・画像・動画を使用することができるため、検索連動型広告とは違った店舗の魅力の伝え方ができたり、情報量も多く伝えることができます。
媒体の選択は店舗の業種との相性があったり、広告素材(画像・動画)を作らなければならなかったり、広告配信設定などにも媒体毎の癖がありますが、店舗利用に繋がる多くのユーザーが潜在しているため活用したいオンライン戦略となります。
オンラインでの店舗集客 ‐ ホームページ/SNS運用
Webページの種類
- ホームページ/LPの作成・更新
- 各種SNSアカウントの運用
オンラインでの店舗集客をするのであれば、必須となるのがホームページです。
上記Web広告を設定する際にも、広告クリック後の遷移先としてWebサイトの登録が求められますが、このときに自店舗の魅力を伝えるホームページがなければ広告設定ができないこともあります。
またホームページとは別に、Web広告で訴求した内容に応えるWebページを別途用意するケースもあります。(LP=ランディングページとも呼びます)
オンラインでの店舗集客は、ホームページやLPをみて、問い合わせや予約、電話で見込み客と繋がれる状態を作っておく必要があります。
また、各SNSでは企業(店舗)用の紹介ページ(アカウント)を作ることも可能なため、ホームページの役目の代わりにされているケースもあります。
SNSの企業アカウントでは、様々な情報を発信をすることができるので、企業アカウントの登録者数が増えれば、イベントの告知なども効率的に行うことができます。
ただし、ホームページ及びSNSアカウントの運用は、定期的に更新ができる人や時間がなければ店舗のイメージを下げる逆効果になってしまうリスクもありますでの、ホームページであればどの程度で更新するかや、SNSであればどの媒体でするべきかであったりを明確にしておく必要もあります。
オンラインでの店舗集客 ‐ MEO
MEO(マップ検索エンジン最適化)
- GoogleMap – Googleビジネスプロフィール
- Yahoo!地図 – Yahoo!プレイス
- Appleマップ
上記のWeb広告やホームページの作成や更新にはコストがかかります。
コストのかからないオンライン集客のおすすめとしては、MEO(マップ検索エンジン最適化)が挙げられます。
Google・Yahoo・Appleなどが所有している地図アプリに対して、自店舗の情報を登録したり、情報の発信・更新をすることができます。
店舗周辺の方で自店舗の業種を調べる際に、上記の検索やSNSを利用することも多いですが、近くの店舗を地図を利用して検索することも可能です。
地図を使った検索をされる方に、情報の詰まった自店舗の紹介をすることができれば、周辺の競合店舗よりも選ばれる確率も高くなります。
GoogleMapはビジネスプロフィール、Yahoo!地図にはYahoo!プレイスといった、自店舗を自分で登録・修正する機能があります。(Appleマップも同様)
登録・更新にはコストはかからず、店舗で運用することも可能です。
通常の検索時にも地図が表示されるようになりましたので、通常検索で一番使用されているGoogle、次いでYahooの検索媒体ではMEOも実施すべき取り組みといえます。
ただし、地図情報ではユーザー側からの口コミ入力も容易にできるようになっているため、ネガティブなコメントを受ける可能性もあります。
そのようなコメントにも真摯に向き合い、定期的な更新を続けていく必要があります。
まとめ
店舗集客におすすめのオンライン戦略についてまとめました。
いきなりすべての施策を実施することは難しいかもしれません。
またWeb広告を配信したいといっても、設定作業など複雑で進まないかもしれません。
チラシ制作もデザイナーが不在であれば制作会社に依頼するように、広告配信についても代理店に任せることでスムーズに実施することができます。
上記項目については弊社で全て代行可能なので、もしお困りがあればぜひご相談ください。