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広告表示オプションの特徴を理解し有効活用する

広告表示オプションの特徴を理解し有効活用する

Google広告やYahoo!広告の検索連動型広告には、見出し文と説明文の文字数が決まっています。

ですが、商品の説明やサービスの特徴など、一度の広告表示で伝えたいことというのはもっとたくさんあるのではないでしょうか?

「広告表示オプション」は、広告表示の下部に指定のリンクや電話番号、簡単なサービスの特徴などを追加で表示させることができる機能です。

広告出稿する際は、ぜひ設定をしておきましょう。

設定をしておくことで、必ずしも表示されるわけではありませんが、自社の広告面積を広く占有することができますし、ウェブサイトへクリックする前に、検索ユーザーの目的に応えられていれば、クリックされる可能性は格段とあがるはずです。

それでは解説していきます。

広告表示オプションの種類

サイトリンク表示オプション

サイトリンク表示オプションとは、上部画像の緑枠の中の「料金設定」や「Google広告の仕組み」の部分に表示をすることができる機能です。

赤枠の「google|広告」をクリックするのが本来の目的ですが、サイトリンク表示オプションでは、「料金設定」や「Google広告の仕組み」をクリックすることで、別のURLを指定することができます。

リンク先が複数あることで、検索ユーザーにとって目的にあった場所へ誘導しやすくなります

青文字の「料金設定」がリンクテキスト、その下部に黒字の説明文も追加することができるため、検索ユーザーに具体的な説明をすることができます。

Yahoo!広告では、クリックリンクオプションがこの機能となります。

コールアウト表示オプション

コールアウト表示オプションは、リンクの指定をすることはできませんが、説明文の後に続いて端的に情報を伝えることができる機能です。

上部画像では、「アクセス時にのみ料金発生」「オンラインでの売上向上」などがコールアウト表示オプションにあたります。

よく見かけるのが、「送料無料」「特典あり」というようなお店や商品の情報を表示させてる方法です。

Yahoo!広告では、テキスト補足オプションがこの機能となります。

構造化スニペット表示オプション

構造化スニペット表示オプションとは、上部画像の「サービス:検索広告・ディスプレイ広告・動画広告…」にあたる部分です。

最小の「サービス」の部分がヘッダーと呼ばれ、ヘッダーには様々な種類が用意されているため、まずはヘッダーを決めて、その後に続く「検索広告…」などの値と呼ばれるテキストを追加していきます。

ヘッダーには登録されている項目があるので、該当する項目がある場合は設定をするのがおすすめです。

Yahoo!広告では、カテゴリ補足オプションがこの機能となります。

電話番号表示オプション

電話番号表示オプションは、スマートフォンなどタップできる端末に電話番号を表示することができる機能です。

緊急性の高いサービスや、メールの問い合わせよりも電話応対が多いサービスなどには有効な機能です。

Yahoo!広告では、電話番号オプションがこの機能となります。

価格表示オプション

価格表示オプションは、商品やサービスの情報と価格情報を表示できる機能です。

ヘッダーと説明文が入力できるため、例えば靴をヘッダーにしてスニーカーを説明文に設定、最低価格○○円を表示させることができるため、検索ユーザーにクリックをする前に、スニーカーが最低○○円で購入ができると興味を惹かせることができます。

価格表示オプションについては、Yahoo!広告には実装されていない機能なので現時点ではGoogle広告のみの設定が可能です。

プロモーション表示オプション

プロモーション表示オプションは、年中行事やイベントなどの告知とセール情報を表示することができる機能です。

「年中行事(任意)・○○が○○円オフ」

といった情報を設定することができます。

年中行事は任意設定となり、登録されている項目から選択します。

ディスカウント情報が表示できるため、検索ユーザーの目に留まりやすい機能です。

こちらもGoogle広告のみのオプション機能です。

その他の表示オプション

ここまで、実際によく使われている広告表示オプションについて解説してきました。

Google広告とYahoo!広告では現在のところオプション項目に違いが有るため注意が必要です。

Google広告については、ここまで挙げた以外にも広告表示オプションの機能があります。

Google広告 Yahoo!広告
サイト表示オプション クイックリンクオプション
コールアウト表示オプション テキスト補足オプション
構造化スニペットオプション カテゴリ補足オプション
電話番号表示オプション 電話番号オプション
価格表示オプション  
プロモーションオプション  
住所表示オプション  
アフィリエイト住所表示オプション  
アプリリンクオプション  
メッセージ表示オプション  
販売者評価の表示オプション  

広告表示オプションの注意点

広告表示オプションについては、設定が可能な項目があればすべて埋めておくことがおすすめです。

ですが、広告表示オプションは設定すれば必ず表示されるわけではないということに注意しなければなりません。

広告表示オプションが表示されるのは、広告ランクの高い状態、つまり上位表示をされているときです。

あくまで、オプションなのでまずは入札単価設定やキーワード設定や広告文などの品質スコアを高めて上位表示させることが大切です。

上位表示ができて、広告表示オプションも表示されると、検索画面には多くの情報を見てもらえる状態になるため、クリック率の向上にも期待できます。

  • まずは上位表示させる
  • 広告表示オプションで設定可能な項目はすべて埋める

こうすることで、広告表示オプションの効果の検証もできるようになります。

【まとめ】広告表示オプションの特徴を理解し有効活用する

ここまで、広告表示オプションについて解説してきました。

実際に登録をする際は、限られた文字数の中で細かな設定を行なうため、作業に骨を折りますが、しっかりと設定をしておくことで、検索ユーザーにとっての利便性があがります。

広告効果の最大化をするためにも、しっかりと特徴を把握して有効活用しましょう。

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