リスティング

【Google 広告】アカウントの共有方法

Google 広告 アカウントの共有方法

弊社では、GoogleやYahooの運用代行を行っています。

自社運用や代理店からの乗り換えの際に、事前にアカウント診断をさせていただくこともあります。

GoogleをはじめとしたWeb広告を配信するためには、各媒体の広告アカウントを作成する必要がありますが、運用代行のご依頼をいただく前に、既に広告配信をしているアカウントがある場合は、そのアカウントの配信状況を確認することで改善ポイントを早く見つけることもできます。

各媒体の広告アカウントは、任意のユーザーに対してアクセス権限を付与することができます。

ご相談をいただくお客様の中には、広告アカウントは所有しているけど、共有方法がわからないという状況が多くあります。

今回は、Google広告の共有方法について紹介します。

FFC広告代行は多数のご相談に対応!一例を挙げます。

【ご相談内容】
物流のサポートやシステム関連の企業様。
自社サービスの集客についての相談。
新しい何かを使って、新規顧客の獲得や宴会場の集客をお願いしたい。
もしくは、リスティング広告以外でも、新規獲得方法があれば前向きに検討する。

【現状・過去の施策】
・リスティング広告

【ゴール】
新規獲得・売上UP

Google 広告アカウントの共有の事前準備

Google 広告でアカウントを連携するためには、いくつか確認が必要です。

自社側で確認しておく項目がこちらです。

  1. 自社で管理できるGoogle アカウントでの広告アカウントかどうか
  2. 共有する広告アカウントの10桁のID
  3. 広告アカウントの管理者権限かどうか
  4. 共有する相手側の権限の種類

新規でGoogle 広告をはじめられる場合は、自社でGoogle アカウントを作成し、次いでGoogle 広告アカウントを作成します。

(注意:Google アカウントとGoogle 広告アカウントは別物です)

そうすることで、上記1.2.3はクリアできます。

既にGoogle 広告アカウントをもっていて自社運用していたり、代理店に依頼をされている場合については、その広告アカウントの所有者が誰なのかを確認する必要があります。

特に、既に代理店に依頼をして広告配信を行っている場合には、代理店所有のアカウントの場合もあります。

その場合、上記3の「管理者権限」ではないということもあります。

そうなると、広告アカウントの所有者が代理店というケースもあり、他の代理店への共有は拒否されてしまうこともあります。

現在の自身の権限については、

  • Google 広告アカウントにログイン
  • 画面左端「管理者」
  • 「アクセスとセキュリティ」-「ユーザー」

から確認することができます。

アクセス権限には、管理者・標準・読み取り専用・請求用・メール専用とありますので、開いている広告アカウントの権限を確認しましょう。

権限を変更できるのは、「管理者」のみです。

この確認で上記1.3ができます。

2.の10桁のIDについては、画面右上に常に表示されています。(●●●-●●●●-●●●●)

4.については、共有する相手(代理店等)と相談のうえ、「管理者」なのか「標準」なのかを決めておきます。

アカウント診断や事前相談の場合などは「読み取り専用」も使用します。

以上が事前の確認と準備事項です。

Google 広告アカウントの共有方法

事前の準備が整ったら、自社の広告アカウントを他者(代理店や社内別スタッフなど)のアカウントと共有することが可能です。

方法は2つあり、1つ目は相手側から共有してもらう方法、2つ目は自社の広告アカウントから共有の申請を行う、という方法です。

相手側から共有してもらう方法

代理店や他者からアカウント共有の申請をしてもらう場合があります。

この場合は、管理者権限の広告アカウントのメールアドレスと10桁のIDを相手方に伝えましょう。

どちらかを使用して自社のアカウントに共有申請されます。

申請に対しては、許可/不許可を選択しなければなりません。

申請をしたという連絡を受けた後、

  • Google 広告アカウントにログイン
  • 画面左端「管理者」
  • 「アクセスとセキュリティ」

こちらの画面で承諾をしてください。

自社から共有申請をする方法

  • Google 広告アカウントにログイン
  • 画面左端「管理者」
  • 「アクセスとセキュリティ」

こちらの画面中央付近に「青色の+」ボタンがあります。

次の画面では、共有したい相手の「メールアドレス」「アクセスの有効期限」「アクセス権限」を指定することができます。

事前準備が整っていれば、スムーズにすすめることができます。

最後に画面右下の「招待状を送信」のクリックで、相手のメールアドレスに招待状を送ることになります。

相手方が、「招待を受諾」をクリックすることで共有が完了です。

共有がうまくいかないとき

自社から共有申請をするときに、手順通りやっているはずなのにうまくいかないことがあります。

その場合はまず、事前準備した内容の再確認をしてください。

「管理者権限」となっているか、共有先のメールアドレスが間違っていないか、がよくある見落とし箇所となります。

メールアドレスがGmail以外の場合については、

  • Google 広告アカウントにログイン
  • 画面左端「管理者」
  • 「アクセスとセキュリティ」-「セキュリティ」

こちらの画面で、ドメインを追加することで解消できる場合もあります。

どうしてもうまくいかない場合は、相手側から申請してもらうようにお願いしましょう。

まとめ

広告アカウントは自社の配信状況が全てみえる大切なものです。

むやみに共有したり、不要な権限付与をしてしまわないように管理することが必要です。

ただし、運用状況の改善のために開示が必要な場面があれば、適切に設定をおこない運用改善に繋げていきましょう。

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