Facebook広告は、SNS広告の中では一番ポピュラーな広告ではないでしょうか?
現在でも多くの企業が広告配信を行っていますが、広告機能も日々アップデートされていっています。
そして、もしこれからFacebook広告を配信しようとした場合に、必ず準備が必要になるのが画像です。
画像には、動画も含まれますが最初から動画まで準備ができているのはなかなかないと思いますし、そもそも画像もどんなものを準備したらいいかわからないという方もいるかと思います。
そこで今回は、Facebookではじめに準備するべき画像サイズについて解説していきます。
まずは1枚の画像を準備
Facebook広告を配信するうえで、画像をいろんなパターンで試していくことは重要です。
しかし、Facebook広告には、様々な配信面があり、その配信面に適した画像サイズがあります。
画像素材は1つあるけれども、様々なパターンに修正をするのは難しいこともあるかと思います。
特に、画像を社内の別部署や外注する場合なども、適切な指示をしなければいけません。
もし、Facebook広告が初めてで、画像サイズに迷うようなことがあれば、まずは1200×628pxの画像を1枚作成しましょう。
基本的に、Facebook側が画像を自動調整してくれるので、1200×628pxの画像を準備できていれば、配信面に合わせて表示してくれます。
ただし、サイズの問題で画像が多少カットされてしまうこともありますが、配信ができないということにはなりません。
広告配信後は、成果をみながら違う画像を検討していくことになるかと思いますが、その際には画像の適正化もさせていくことで、まずは素早く広告配信ができるのではないでしょうか。
ちなみに、Facebook広告で配信ができる場所は、
- Audience Network
- Messenger
となります。
Facebook広告の配信時に気をつけること
Facebook広告は、入稿時に画像の審査があります。
まずはこの画像審査をクリアしなければ、広告配信をすることはできません。
また、Facebook広告には広告ポリシーと呼ばれる、画像はもちろんテキストの表現なども含めた規則に準拠していなければ、審査をクリアできないどころかポリシー違反ということで広告アカウントの停止になることもあります。
①気をつけること:画像内のテキスト量
Facebookの魅力は画像で興味を惹くということがあげられますが、この画像内に多くのテキスト(文字)をいれることはできません。
FacebookはあくまでSNSツールで個人のユーザーが隙間時間にみるものなので、広告臭が強いものはFacebook側にもユーザー側にも嫌われます。
広告アカウントでは、テキスト量の多い画像の場合、「配信量が減る、もしくは配信されない」などの注意喚起がされます。
このような場合は、画像の見直しが必要となります。
テキスト量については、「20%ルール」と呼ばれる、画像に対してテキストの量は20%未満に抑えるという暗黙のルールがありますので、画像作成をしたり、依頼をする際は注意をしましょう。
②気をつけること:パソコンとスマホの表示内容の確認
画像を作成する際や、広告を入稿する際はパソコンを利用することになります。
しかし、実際にFacebookユーザーのほとんどがスマホで閲覧しています。
広告主はPC画面で大きく画像をみていても、ユーザーは実際にはスマホの小さな画面でみていることが多いので、「広告プレビュー」を活用してスマホ表示の確認をすることがおすすめです。
画像だけでなくテキストの改行なども違和感がでることもありますので、スマホ表示のバランスには細心の注意を払いましょう。
③気をつけること:Facebook内に自然と溶け込む広告になっているか
Facebook広告などのSNS広告は、リスティング広告とは異なり、検索をしていないユーザーをこちらからターゲティングをして広告配信をするメニューです。
表示される画面も、Facebookであればニュースフィードなどの一般投稿の中に紛れ込むような感じになります。
画像で注意を惹くことで、手を止めてもらいたいのですが、あまりにも過度な表現はFacebookの審査が通っても、ユーザーの評価は得られなかったりします。
上述していますが、Facebook側の意図と、Facebookユーザーの共感を得られる、画像やテキストを作成するのがFacebook広告の醍醐味となります。
広告ポリシーを準拠していればおのずと最適化していくことになりますが、審査落ちで画像の作り直しなどがあれば、その間あなたのビジネス機会がストップしてしまうことになりますので注意しましょう。
【まとめ】Facebook広告に使える画像サイズと注意点
今回は、Facebook広告が初めての方でも、素早く広告を配信できる画像サイズや注意点について解説しました。
今後、配信メニューを変えていったりするのであれば、そのメニューに適した画像作成やテキスト作成をしていく必要がありますが、最初は画像1枚の準備から画像広告でテストマーケティングをしてみると、さらにその先に試してみたいことなどが見えてくると思います。
Facebook広告の審査は厳しくなってきているので、アカウントの停止などをされないよう、広告ポリシーに準拠した正しい運用をしていきましょう。