リスティング広告事例

【実例公開】土木求人のWeb広告運用

【実例公開】土木求人のWeb広告運用

現在、国内すべての業界で人手不足が深刻化しています。

それでも人は必要なので人材を獲得しないと会社は回りません。

当然、採用にかかるコストも高くなります。

高い費用がかかってるのに、すぐに辞められると担当者は頭を抱える事になるでしょう。

以下は、マイナビバイトが公開しているアルバイト1名あたりの採用単価を表にしました。

業界 1名あたりの採用単価
ホールキッチン・調理補助 6.7万円
接客
(ホテル旅館)
3.9万円
販売・接客
(コンビニ・スーパー)
5.8万円
警備・交通誘導 7.4万円
清掃
(ビル管理・メンテナンス)
7万円
家庭教師 4.6万円
介護 6.4万円
保育 11.2万円
配達・ドライバー 7.9万円
建築・土木作業員 5.2万円

出典:マイナビバイト

アルバイトの現場作業員を1人獲得する費用は平均で5.2万円です。

おそらく、この数字はこの先も年々上がって行くと予想されます。

どうにかして、もっと安く採用できないのか!?

実は弊社サービスを使ったリスティング広告の費用は、1人あたり12,000~13,000円で獲得が出来ています。

今回、その実例を公開しましたので、参考になればと思います。

建設業に限らず、求人で困っている会社様がございましたら、お気軽にご連絡をお待ちしております。

あと、WEB広告というと「お金がいっぱいかかるのでは?」と思われている方も多いですが、WEB広告は1日単位で出稿が出来ます。

他にも、1日の予算を3,000円にする。なども可能です。

思ったよりも費用はかからないので、安心してお問い合わせをお待ちしております。

土木関連(Y社)のご相談内容

今回、土木作業会社さんのリスティング広告の運用事例をご紹介します。

データ公開に協力して頂いたのは、関西で土木・建築作業全般の会社を運営しているY社様です。(以後、Y社)

お客様からのご要望で、よくあるのは、「仕事を獲得するための広告を打つこと」が圧倒して多いのですが、Y社の場合は求人のWEB広告でした。

Y社は、もともと仕事量が多く、人手が足らないので「とにかく人が欲しい」の状態でした。

現在、Y社は大手の求人サイトで求人掲載をしているのですが、それだけでは人が来ないので、WEB広告でなんとかしたい、とのご相談でした。

Y社は完全個室の寮完備で最大80人くらいが入室できるほどあるのですが、すぐに辞めていく人も多いので、なかなか人が定着してくれないというのも悩みでもありました。

FFC(弊社)が実施した提案・施策内容

はじめに実施した施策

・現在のLPの確認
・キーワードの洗い出し
・Google広告(リスティング)の利用

ここからはいつもの作業になります。

まずはLP(ランディングページ)の確認です。

Y社の場合、LPは最初からあったのですが、少し硬い感じのLPでした。

建設業界なので必要な年齢層は若手です。

もう少しイラストを入れた方が良いと情報を共有しながら、軽く修正をしていきます。

実はWEB広告の中で一番大事なのはLPです。

ユーザーが広告をクリックしてLPまで来ているのに、そこから応募や申し込み、商品購入まで到達しない場合は、LPの問題になります。

一番、時間とお金をかけるのはLPと言っても過言ではありません。

LPの修正に着手すると同時に、広告配信の準備もしていきます。

Y社としては、すぐにでも求人応募が必要な状態でしたので、効果が早いGoogleでのリスティング広告の利用を提案しました。

リスティング広告は「土木作業 求人」といった検索語句に自社の求人広告を表示させることができるため、今すぐ仕事を探している方にアプローチすることに効果的です。

またY社は寮完備をしていることから「住み込み」「寮付き」のような広告表示対象者を絞りこめるワードも洗い出し、キーワードを選定しました。

広告を表示させる対象(ターゲット)と、どのような広告文でクリックを誘うかと、LPで求人応募してくれる情報提供ができているかをY社と何度も確認を行い、広告配信の準備を整えました。

広告運用方針

メインのキーワードを下表の通りです。

キーワード 月間検索ボリューム 推定クリック単価
土木作業  +  求人 2,400 480円
土木作業  + 住み込み 1,600 550円
土木作業 + 日払い 1,300 460円
土木求人 + エリア 420 580円

これらのキーワードに対して、すでに多くの競合他社がリスティング広告を展開している状態でした。

求人系のワードは比較的クリック単価も高くなる傾向があるため、平均クリック単価は500円前後になるのではないかと想定しました。

Y社は現在まで、求人サイトへ月に約100万円の広告費を支払っていたとのことで、広告配信初月はその半分の50万円の広告費で試してみます。

月50万円の広告費で平均クリック単価が500円であれば、1,000クリック/月が見込まれます。

寮の空きは10室程度とのことですが、入れ替わりも多いため20名ほどは確保しておきたいとのことでした。

広告での成果ポイントは、「お問合せ数」とし、電話・メール・LINEからの問い合わせ数をカウントします。

問い合わせ数=採用決定とはならないため、20名の倍となる40名の問い合わせを最初の成果目標(獲得単価12,500円)としました。

広告運用の結果

  広告費 クリック数 平均クリック単価 お問合せ数(率) 獲得単価
1か月目
Google
500,592円 1,043回 480円 37件
(3.5%)
13,529円
2か月目
Google
687,682円 1,599回 430円 62件
(3.9%)
11,091円
2か月目
合算
1,188,274円 2,642回 450円 99件
(3.7%)
12,002円

1か月目については、成果目標(獲得単価)には未達でした。

最初に設定をしたキーワードに対して、実際に広告表示された語句に求人目的以外の語句が混ざっていたりしたため、不要なクリックも見られます。

Y社にも確認をとりながら定期的に不要な語句は除外設定を加えていき、広告表示させる対象を絞り込んでいきます。

また平均クリック単価については、当初の想定ほど高くなくても十分な広告表示とクリックが獲得できたため、入札を下げてクリック数を増やしていく方向で調整をしていきました。

1か月目途中のY社との打ち合わせでは、目標には未達ながらもリスティング広告の効果を実感していただいたことから、2か月目の広告予算は70万円までアップとなりました。

2か月目についても、上記調整を繰り返し行うことで、平均クリック単価を下げクリック数を増やすこと、除外設定によりクリックされる検索語句の質が上がったことからお問合せ率も高まり、成果目標を達成することができました。

3か月目からパワーアップ企画が成功

1~2か月間の広告の成績は悪くなかったのですが、Y社と話していると寮にまだ空きがある。

との事でした。

寮が満室になるまで求人を出し続けても、仕事は山ほどあるとの事でしたので、弊社としてもやるしかありません。

そこで、秘密兵器を投入しました。

今までリスティング広告のみでしたが、3か月目からリスティング広告と●●●広告を投入です。

予算は決まっているので、リスティング広告50%、●●●広告50%の2本立てに変更です。

結果として、●●●広告が当たりました。

秘密兵器の投入から3週間後に「寮が満室になったので広告を止めてください」とY社より連絡が入りました。

その後は、増えたり減ったりで、広告の運用は継続しています。

運用者の所感

Y社は、求人サイト以外でのWeb集客が初めてだったことから、リスティング広告でLPに人を集めてどのくらいの問い合わせが発生するかは未知の部分ではありました。

結果として、初月から問い合わせが発生する状況だったため、その後は広告側の調整を繰り返していくことでLPに集まる人の質を高めていくことができました。

WEBサイトでの求人より、4分の1の価格で採用コストが下げれたのも良かったと思っています。

リスティング広告などで初めてWeb集客を行う場合はもっと時間がかかることもありますが、ターゲットの選定やLPなどの事前準備をしっかりとしておくことで初月からでも成果を挙げることは十分に可能です。

また、仕事を探している方は積極的に検索をすることからリスティング広告は相性がいいといえますが、●●●広告といったリスティング広告以外の媒体でも成果を挙げることはできますので、業種と広告媒体の相性を考えたことが成果を伸ばす機会となりました。

今回、土木求人のアルバイトでWEB広告をしましたが、正社員でも可能です。

あと、人材は大量にいらなくて「アルバイト数名で十分」という会社様にも対応しております。

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