Web広告の代行をご依頼いただく際、初回のお問合せから打ち合わせを経て契約となりますが、そこから実際に広告配信をするまでの間、代理店側は何をしているのか。
弊社では、契約から最短5営業日で広告配信ができる状態にしています。
ただし、配信準備の間は、広告主様側にもご協力いただかないと準備が進まないこともあります。
そこで今回は、Web広告の運用代行を依頼してから、弊社が行っている配信準備と広告主様側にご協力していただくことを挙げていきます。
FFC広告代行は多数のご相談に対応!一例を挙げます。
【ご相談内容】
製粉会社からのご相談。
新商品の発売にあたってSNS広告を相談できる会社を探している。
【現状・過去の施策】
・何もしていない
【ゴール】
商品の認知度拡大
広告配信に向けた事前準備
Web広告の代行の契約をしたのち、広告配信までの間に行う準備は大きく3つあります。
- ヒアリング
- 調査
- 配信設定/計測設定
1.ヒアリング
契約前にも何度かお打ち合わせをしますが、契約後にはヒアリングシートを用いてこれから施策に反映させる具体的な内容を詰めていきます。
ヒアリングシートの項目は多岐にわたるため、事前にヒアリングシートをお渡しし、その後電話やオンライン上で聞き取りをしながら完成させていきます。
この時に確認する主な内容としては、以下が挙げられます。
- Web広告配信の目的/目標/これまでの課題
- Web広告以外の施策
- 広告予算/配信媒体/配信ターゲット
- キーワード/広告文/強みなどの訴求内容
- 広告用Webサイト(LP)の確認
- コンバージョンポイントの確認
聞き取りの中で、広告主様側の想いなどを確認しながら、どのような施策をしていくかをすり合わせします。
2.調査
ほとんどの業種において、Web上のあらゆる媒体で既に広告を実施されている競合相手がいます。
競合他社は、どのような訴求をしているのか、どんなWebサイト(LP)を使用しているかなどを調査します。
また、代理店の乗り換えや自社運用からの代行依頼の場合、それまでの配信実績がどうだったかなど、情報を共有してもらえる場合などは、過去の運用に無駄がなかったなども考慮しながら、新しい施策に反映させていきます。
3.配信設定/計測設定
ヒアリングと調査を経て決まった運用方針をもとに広告アカウントを作成していきます。
また、ヒアリング時に確認をしたコンバージョンポイントの計測のためには、計測タグをWebサイトに設置し、その上で計測設定をする必要があります。
加えて、Webサイト側でのユーザーの動きを確認するアクセス解析のツールも同時に設定をします。
Web広告を実施する上では、広告の表示のさせ方に問題がある場合と、Webサイトの訴求や誘導方法に改善点がある場合があります。
配信設定と計測設定をしっかりとしておくことで、広告配信後に蓄積される多くのデータの分析ができます。
その分析結果をもとに、より多くのコンバージョンが獲得できるように改善点を探していきます。
広告主様側の準備
契約から配信開始までの間は、広告主様側にも準備とご協力いただくことがあります。
このやり取りが遅れてしまうと、予定していた配信日に間に合わない場合もあります。
主に準備と確認をしていただく項目がこちらです。
- ヒアリングシートの確認/共有
- 広告アカウントの所有の有無
- 広告費及び運用代行費のお支払い方法
- Webサイトの管理/タグの埋め込み
1. ヒアリングシートの確認/共有
ヒアリングについては、日時を調整してお打ち合わせをしますが、事前に目を通していただきわかる箇所は埋めておいていただきますと、お打ち合わせもスムーズになります。
2. 広告アカウントの所有の有無
広告アカウントについては、既に自社で所有しているアカウントを共有していただくのか、新しいアカウント作成するのかで対応が変わってきます。
3. 広告費及び運用代行費のお支払い方法
広告費の支払い方法については、様々な方法がありますが、弊社では基本的に広告主様から直接広告媒体側へご入金頂いております。
状況によっては、弊社に広告費と代行費をご入金いただき、弊社側から広告媒体側へ入金することもあります。
また、広告費につきましては、広告配信前までに広告媒体へ入金を完了させておく必要があります。
広告のクリック後に遷移するWebサイトは自社管理なのか、制作会社等に管理の確認も必要です。
4. Webサイトの管理/タグの埋め込み
Webサイトへの計測タグの設置が自社で完結できる場合はいいのですが、他社に依頼してもらわないといけない場合もあります。
自社管理でタグの設置が困難な場合は、弊社で対応することも可能です。
まとめ
弊社の広告配信開始までの事前準備は以上となります。
ヒアリングや競合調査などは非常に重要で、十分なすり合わせが必要となります。
広告主様にご納得いただける配信設定をします。
そして広告配信後は、計測されるデータを分析しながらより効率的な広告配信ができるように調整を繰り返していきます。
弊社では、広告運用を担当する者が、広告主側のご担当者様と直接やり取りをしますので、コミュニケーションロスも少なくなる体制をとっております。